2025-12-21
山本啓詁の和歌おみくじ 第三十七番
春がすみ 立つを見すてて ゆく雁は 花なき里に 住みやならへる
伊 勢 ( いせ )
[ 首の意味 ]
首の意は、春霞が立って、よい季節になったのに、それを見捨てて北国へ帰ってしまう雁は、花の咲かない里に住むくせがついているのだろうか、という歌。
※新潮日本古典集成 古今和歌集より
[ 山本啓詁よりあなたへ ]
夢を求めて旅立つ人は、その先に美しい花畑があると信じて行くのです。たとえ、その花畑が無かったとしても、その先で花畑を創ればいいのです。
希望や夢は、とても大きな力となって旅人を励まし続けるのです。
あなたは、どの様な夢をお持ちでしょうか。
ことの葉のうた
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2025.12.28

山本啓詁の和歌おみくじ 第八十八番
音羽山 こだかく鳴きて ほととぎす きみが別れを 惜しむべらなり 紀 貫之 ( きの つらゆき ) [ 首の意味 ] 首の意は、音羽山のこずえたかく鳴いて、あのほととぎすも、やはり私と同じように、あな…
2025.12.28

山本啓詁の和歌おみくじ 第八十七番
世を捨てて 山にいる人 山にても なほ憂き時は いづち行くらむ 凡河内 ( みつね ) [ 首の意味 ] 首の意は、憂き世を捨てて山に入った人ですが、仮に山でも憂き目にあったときは、次はどこへ行…
2025.12.28

山本啓詁の和歌おみくじ 第八十六番
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも 安倍 仲麿 ( あべ の なかまろ ) [ 首の意味 ] 首の意は、大空はるかにふり仰ぐと、あれは、昔、私のふるさとの春日にある三笠の山…
2025.12.28

山本啓詁の和歌おみくじ 第八十五番
むすぶ手の しづくに濁る 山の井の あかでも人に 別れぬるかな 紀 貫之 ( きの つらゆき ) [ 首の意味 ] 首の意は、すくいあげる手から落ちる雫で、たちまち濁ってしまう、そんなささやかな山…
2025.12.28

山本啓詁の和歌おみくじ 第八十四番
別れてふ ことは色にも あらなくに 心にしみて わびしかるらむ 紀 貫之 ( きの つらゆき ) [ 首の意味 ] 首の意は、別れということは色でもないのに、なぜこのように心にしみて、わびしいので…
2025.12.28

山本啓詁の和歌おみくじ 第八十三番
峰高き 春日の山に 出づる日は 曇るときなく 照らすべらなり 典侍藤原因香朝臣 ( ないしのすけふじはらのよるかのあそむ ) [ 首の意味 ] 首の意は、ひときわ高い春日山からさしのぼる日は、曇…