ことの葉のうた
最 新 情 報
2025.12.24

山本啓詁の和歌おみくじ 第五十三番
声はして 涙は見えぬ 時鳥 わが衣手の ひつを借らなむ よみ人しらず [ 首の意味 ] 首の意は、時鳥の声が聞こえる。その姿を見てみると、鳴いてはいるが、涙は見せていない。ならば、時鳥よ、わ…
2025.12.24

山本啓詁の和歌おみくじ 第五十二番
さつき待つ 花橘の 香をかげば むかしの人の 袖の香ぞする 伊 勢 ( いせ ) [ 首の意味 ] 首の意は、五月を待って咲きはじめた花橘の香をかぐと、昔、親しんだ人の袖の香がして、その折のことが…
2025.12.24

山本啓詁の和歌おみくじ 第五十一番
あはれてふ ことをあまたに やらじとや 春におくれて ひとり咲くらむ 紀 利貞 ( きの としさだ ) [ 首の意味 ] 首の意は、ああ、いいなあというほめ言葉を、他の木にやるまいとして、この桜は…
2025.12.24

山本啓詁の和歌おみくじ 第五十番
わがやどの 池の藤波 咲きにけり 山時鳥 いつか来鳴かむ よみ人しらず [ 首の意味 ] 首の意は、わたしの屋敷の池のほとりにある藤の花が咲いた。山から時鳥が来て鳴いてくれるのは、いったいいつの…
2025.12.23

山本啓詁の和歌おみくじ 第四十九番
花ちれる 水のまにまに とめくれば 山には春も なくなりにけり 清原 深養父 ( きよはら の ふかやぶ ) [ 首の意味 ] 首の意は、花びらが流れている川に沿って、その花が咲いている場所を訪ね求めて…
2025.12.23

山本啓詁の和歌おみくじ 第四十八番
術も無く 苦しくあれば 出で走り 去なと 思へど 児らに障りぬ 山上 憶良 ( やまのうえ の おくら ) [ 首の意味 ] 首は意は、どうする術もなく苦しいのでこの世を走り出て去ってしまいたいと思…
2025.12.23

山本啓詁の和歌おみくじ 第四十七番
世間は 空しきものと あらむとぞ この照る月は 満ち欠けしける よみ人知らず [ 首の意味 ] 首の意は、世の中はかくも空しいものであることを示そうとして、なるほど、この照る月は満ちたり欠けた…
2025.12.23

山本啓詁の和歌おみくじ 第四十六番
残りなく 散るぞめでたき 桜花 ありて世の中 果ての憂ければ よみ人知らず [ 首の意味 ] 首の意は、盛りがすむと、未練げもなく散ってしまう、それが桜のいいところだ。世の中の常として、いつ…
2025.12.23

山本啓詁の和歌おみくじ 第四十五番
垂れこめて 春のゆくへも 知らぬまに 待ちし桜も つろひにけり 在原 業平朝臣 ( ありひらのなりひらのあそむ ) [ 首の意味 ] 首の意は、部屋に閉じこもっているばかりで、表の春の様子もわから…